4月9日、「性同一性障害特例法に基づく医師の診断書の記載事項に関する意見交換会」が厚生労働省で開催されました。gid.jp からは山本蘭代表、松村比奈子代表代行、深井理香世話人の3人が出席し、意見を述べて参りました。

 出席された団体は、gid.jp 含め全部で7団体 30名程度の出席者でした。
13:30より始まり、予定を大幅にオーバーして 2時間20分にわたって活発な論議がなされました。

 提示された省令案自体は、パブコメ募集前と変わっていません。しかし、要項の方は gid.jpも主張してきたように「可能な範囲で」という文字が随所に入れられ、原案よりはかなり緩和されていると思います。

当事者からの意見は、FTMの形成に関するもの、半陰陽に関するもの、ジェンダーに関するものと幅広く、みなさんの関心の高さ(というより必死さ)がよく伝わってきました。

尚、私が質問しgid.jpの意見でも書いていた裁判所に提出する医師の診断書は、2通または1通で医師2名の連記が必要とのことでした。(残念!)

  厚労省側のコメントは、この厚生労働省令は単に記載する内容を定めているだけなので、書かれた内容の善し悪しの判断はあくまでも裁判所がするということを強調していました。

また、基本的にはガイドライン第2版にそって策定を進めたとのことで、ガイドラインにはこう記載されている・・・という言葉を連発していたのが印象的でした。

いくつかの文言については訂正を考えるような口調でしたが、全体的にはこれでほぼ決まりの様子です。

しかし、ガイドラインが変更されれば省令も変更されるべきものとの考えだとのことですので、今後はガイドライン第3版の改訂に向けて、より当事者の意見が反映されるよう注視していく必要が出てきたように思います。

今後もgid.jpでは、より当事者の利益にかなう形になるよう、訴えていきたいと思います。




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